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岐阜県陶磁器工業協同組合連合会（松原朝男理事長）は、１１月７日㈯から９日㈪までの３日間、多治見市東町のセラミックパークＭＩＮＯで「２０２０美濃焼新作展示会」を開催する。
同展示会は、組合員事業所の製作した新作品のコンペティションを行うととともに、地元産地卸商社はもちろん一般消費者等にも、その優れたデザイン性や技術力を広くＰＲするもので、1978年以降毎年開催している。
優秀品の審査会は１１月６日㈮で、審査員は、試験研究機関研究員ら学識経験者、産地卸商社、百貨店仕入れ担当者、料理家など１３名。審査員長は高橋秀治岐阜県現代陶芸美術館長が務める。
表彰は、グランプリ（中小企業庁長官賞）、準グランプリ２点（経済産業省製造産業局長賞、中部経済産業局長賞）、岐阜県知事賞など。
国内の消費の低迷により厳しい環境下にあるが、コロナ禍で巣ごもり消費など新たな需要が喚起されている中、美濃焼産地の特徴である多様な素材や技法を生かした新作品が多く出品されることが期待されている。